前回の【第2回】純ジャパEnglish:筆者の英語習熟度カーブで、筆者の経験ページをお読み頂いた方からすると、「留学したから喋れるようになったんだ!」という声が聞こえて来そうですが、
そうじゃありません!
「努力したから」なんです!
2002年にイギリスに1年間の短期留学に行ってから、現在(2016年)まで足掛け14年かけて、今も英語力の成長の為に、毎日英語のポッドキャストを読んだり、英語のニュースポータルを読んだりしています。
ポッドキャストを聞いていると新しい英語の表現を覚えたり、英語のニュースを読んでいると、知らない単語が出てきたり、を1日一つでも勉強し続けて、今のステージに立てています。
かと言って、30代前後の中堅社会人に、「これから長期的に14年間かけて英語力を磨きましょう!」という事を言いたいのではありません。
筆者が14年間英語学習に触れてきた中で、
もっとも効率的に英語力が伸びたな!
という方法論を共有し、その方法論にマッチするツールをご紹介する事が本連載の目的です。
留学しなくても、ビジネス英会話を習得できます!
英語が話せるようになったのは、「努力したからなんです!」と上で書きましたが、その努力の一番手っ取り早い方法として筆者は留学を選んで、継続的に様々な学習方法で英語をブラッシュアップしてきました。
しかし、筆者の同僚に英語が流暢な方がいて(感覚的には10年位は海外に行っていたレベルの英語力)、「海外どこ行ってたの?」と聞くと「海外旅行は好きだけど、留学とかはした事ありません!」と聞いてビックリした事があります。
話を聞いていると、私が「効率的に英語力が伸びたな!」と思っている方法と同じような取り組みをされていて、それを継続的に毎日やられているようでした。(この方法論の詳細は別の投稿でご紹介します。)
最近はスマートフォンが普及しどこでもネットに繋がるし、様々な英会話プログラムが普及してきました。それらを活用し、同じ方法論とマインドを持っていれば留学しなくてもビジネス英会話は習得できる事を確信しています!
ただし、言語はすぐに身につきません!
生まれてからずっと接する日本語でさえ、まともな会話ができるようになるのは小学生に上がってからですよね。足掛け10年近くかかっているんです。
ましてや、脳みその吸収力に限界が出始める30代前後の社会人が新しい言語の習得に取り掛かるには、長期的なスパンで計画を立てる必要があります!
まず、英語を勉強する前に重要なのは、
長期的に英語とお付き合いしていく覚悟
これ以外の何物でもありません。
ただし、10年もかかってしまっては、せっかく「ビジネス英会話を身につけよう!」というマインドがあるにもかかわらず、挫折してしまいますよね。。。
そこで、正しいゴール設定が必要になってくるのです!
ゴールを正しく設定すれば、挫折する事なく達成できます!
まず、本連載を読み進める上での大前提として、
- ネイティヴみたいにペラペラしゃべる
- 外国人が喋っている事をすべて理解する
事はゴールに設定しないでください(キッパリ!)
本資料のゴールは、
- ビジネスシーンや海外旅行で相手が言っている事を「必要十分に」理解し,
- 自分の考えを相手に伝えられるようになる
為の方法論を理解する事です。
重要なので繰り返すと、「ネイティヴみたいにペラペラ喋れるようになりたい」という夢は一旦諦めましょう!
そのかわり、自分が将来どうなりたいのか、というゴールをしっかり設定し、逆引きでゴールを正しく設定する事から始めていきましょう!