パワーポイント資料を作成する目的の大部分は、「変化」と「推移」を表現する事と思います。
- 変化
売上が上がる、現在よりもいい効果が出る、新しい施策でこんなに良くなる、など - 推移
プロジェクトの流れ、3ヶ年計画の導入計画、システム導入計画など
この「変化」と「推移」を表すメタファーを持つ図形としては、矢印が一般的(左の◽︎から右の◽︎への矢印)ですが、それ以外にも矢羽を効果的に使う事で、聞き手の右脳(直感的思考)に働きかけるわかりやすいパワーポイントの表現になります。
矢印と矢羽の違い
矢印はどちらかというと、一点から一点への変化を表す事に長けています。
例えば、2010年から2015年までの変化を棒グラフで表して、年平均成長率が〇〇%でした。
という時には2010年から2015年に矢印を引いて表します。
矢羽はどちらかというと、連続した変化や推移を表す事に長けています。
つまり、プロジェクトを遂行する上で「準備」「計画」「実行」「モニタリング」の順番でプロジェクトを進行していく際に4つの矢羽を並べて、そのようなラベルを矢羽に書けば、ぱっと見で、大くくりでこのような流れになるんだな、という事がわかります。
矢羽のその他の使い方
さらに、矢羽のシェープを効果的に使う方法としては、スライドの結論を書く時に使う方法があります。
パワーポイントプレゼンテーションの上半分で、そのスライドが言いたい事のロジックを書き、「結論」として主張したい事を矢羽をつけて書く事があります。
そのような表現をする事で、そのスライドをパッと見ただけで、結論にパッと目が止まるようになり、「なるほど、このスライドはこのような事が言いたいんだね。」「じゃ、ロジックってどうなっているんだろう」とある程度結論ありきでロジックを読んでくれるようになります。
この方法のいいところは、ある程度ゴールが見えている状態で迷路(ロジック)の入り口に読者を持っていく事ができる点です。
ゴールが見えていない状態で迷路(ロジック)の入り口経つと、読者は何が出てくるか、どっちに話が展開するかがわからず頭がこんがらがりながら、ある程度数パターンのシナリオを想定しながら読み進めていく事になってしまい、理解度が全然違うのです。
今まで見てきたように矢印と矢羽でストーリーの導きに役立ててください!
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